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 私しばせん、本日39才になりました。40才目前・・・というか、数え年ではすでに40才になっているわけで、「40にして惑わず」という孔子の言葉が虚しく心に響きます。
 数え年と言えば先日、地鎮祭終了後に施主様からこんな質問を受けました。

 8月に数えで42才になったのですが、いつ頃厄払いに行けば良いのですか?」

 厄払い自体は年始、節分、誕生日などの他、ご自分が節目と思われる日に行えばよいでしょう。ただ、この方のような勘違いをされている人が意外と多いようです。
 神事において七五三、厄年、還暦など歳祭りは、全て数え年が基本となります。この数え年のポイントは2つあります。

1)生まれた時点で1才である
 赤ちゃんは母親の胎内で、十月十日の人生を生きています
 十月十日の人生無しに生まれてくるわけではありません。
 だから、生まれた時は0才ではなく1才となるのです。

2)1月1日に皆一斉に年をとる
 最初の誕生日以降は、元日にみんな一緒に年をとります
 正月に歳神様を迎え、その御霊を戴き、新たな年(歳)をスタートするのです。
 ここには神様への感謝、神様と共に歩むという気持ちが込められています。

 つまり、12月31日に生まれた赤ちゃんは、翌日には2才になるのです。
 この方の場合、「生まれた時点で1才、後は満年齢と同じく誕生日ごとに年をとる、だから8月の誕生日に数えで42才になった、来年の8月までは本厄だ」と考えていたわけですが、今年の正月にすでに42才になっていたのです。来年の正月には43才となるので、この方の本厄はあと4ヶ月足らずで終了ですね。

 このような数え年に対する勘違いから時期を逃す方も多いようです。それに昨今では、「厄年は単なる語呂合わせ、迷信だ」と、そもそも厄払いを行わない人も増えています。
 個人の自由ではありますが、節目において見直し・聞き直しを繰り返しながら、神の命持ち(みこともち)として修理固成・生成化育を進める、その気持ちを新たにする良いきっかけにして欲しいと思っています。